ニチバン巻心ECOプロジェクト

「ニチバン巻心ECOプロジェクト」とは

テープの巻心を集めて緑の地球を守ろう
皆さまとともに、ゴミとして捨てられていた巻心を回収して緑の地球を守る

ニチバン製品の多くは粘着テープで、形状を保つため巻心に巻き付けられています。このため、テープを使い切ると必ず巻心が残り、残った巻心はゴミとして捨てられていました。この巻心をゴミにしないために、ニチバンが2010年から始めたのが「巻心ECOプロジェクト」です。各種使用済み粘着テープの巻心を回収し、資源として再利用するとともに、リサイクルで生じる利益金と当社からの支援金で、フィリピンでのマングローブ植樹プロジェクトを支援しています。この活動に加えて今後は国内での環境保全活動を進めていきます。

ニチバン巻心ECOプロジェクト 特設サイト別ウィンドウで開きます

ニチバン巻心ECOプロジェクトの仕組み

第10回ニチバン巻心ECOプロジェクト

期間 2019年9月2日~12月27日
参加者 個人:196名
団体:692団体(学校、企業、医療施設、スポーツ団体など)
回収した巻心 完全に使い切った各種粘着テープの紙製の巻心(メーカー問わず)
回収方法 お客様からの郵送(送料は参加者負担)
回収した巻心数 416,659個
植樹予定数 30,741本
寄付 リサイクルによる利益金および当社からの支援金を次の2つの環境保全に役立てます。
  • フィリピンでのマングローブの植樹・メンテナンス活動
  • 島根県江の川(ごうのかわ)「森のしずく」保全活動

参加状況

回数 団体参加数(団体) 個人参加数(名) 巻心改修総数(個) 巻心総重量(kg)
第1回 580 1,31 74,522 930
第2回 958 1,183 195,139 3,264
第3回 1,172 589 452,480 5,122
第4回 778 829 434,079 4,611
第5回 710 997 493,319 5,978
第6回 794 272 484,534 5,582
第7回 722 245 267,231 5,033
第8回 818 281 500,958 6,339
第9回 820 217 393,369 5,332
第10回 692 196 416,659 5,609
合計 3,712,290 47,790

フィリピンでのマングローブの植樹・メンテナンス活動

環境NGO『イカオ・アコ』が1997年から実施している活動で、これまでネグロス島・ボホール島各地に約130万本の植樹を行っています。ニチバンは「巻心ECOプロジェクト」開始時からこの活動を支援しており、これまでに17万本以上の植樹に協力しています。

マナプラ町 タートゥサ村での植樹
植樹したマングローブの苗木
実施日 2019年10月31日
植樹エリア マナプラ町 タートゥサ村
内容 今年度1回目の植樹としてマングローブ 2,000本
(本年度の植樹総本数は30,741本を予定)
参加者 現地のボランティアの方々が参加

島根県江の川(ごうのかわ)「森のしずく」保全活動

日本製紙株式会社の江津工場(島根県江津市)で「セロテープ®」の素材であるセロハンの主原料となる溶解パルプを生産していることから、近郊の江の川流域(島根県邑智郡)に広がる同社の社有林の一部において、森の保全活動を実施しています。これは植樹や間伐など適切な手入れを行うことで、空気や水をきれいにし、土砂災害を防ぐなど、森の本来の力を高めるための取り組みです。国内植樹第2回となる2019年は、5月21日に島根県邑智郡川本町にある日本製紙株式会社 銅ケ丸社有林の一部にて、大阪市立瓜破西小学校の児童・先生を招待し、0.1haに杉200本を植樹しました。

実施日 2019年5月21日(火)
植樹エリア 島根県邑智郡川本町 日本製紙株式会社 銅ケ丸社有林の一部
0.3ha (※0.1ha×3年とし、今年は0.1haに植樹)
内容 植樹(杉200本)
招待団体 大阪市立瓜破西小学校 47名(教員7名含む)
(関係者含め59名が参加)

広島県福山市立野々浜小学校の取り組み

自由な発想力とチームワークで取り組んだ

「かしこく うつくしく たくましく」の合い言葉のもと、あいさつを欠かさない“野々浜っ子”。 登下校の時間になると、通学路は元気な声であふれます。街頭で児童を見守る「CSA野々浜学区児童支援の会」が福山学校元気大賞を地域一丸部門で受賞するなど、学校と地域は良好なコミュニケーションを構築。「ニチバン巻心ECOプロジェクト」にも、児童を中心に地域が一丸となって取り組みました。

先生の予想を上回る熱い思い

野々浜小学校では「夢・目標をしっかり持ち、創意工夫をして挑戦し続ける子供を育む」ため、自ら考え学ぶことを重視しています。清掃活動やあいさつ運動なども、児童主体で取り組んでいます。第7回のニチバン巻心ECOプロジェクトについても先生は取り組みを紹介し、参加の可否は児童の意思に委ねました、今回中心になって取り組んだ5年生児童は「みんなで協力して集めるのが楽しそう!」と目標は大きく1万1個と掲げてアイデアを出し合い、早々に動き出しました。

アイデアとチームワークで勝負!「まきしん大作戦」

まずは「まきしん大作戦」と銘打ち、手作りの巻心回収ボックスを学校の各所に設置して取り組みをアピール。みんなに興味を持ってもらえるようオリジナルパズルのベースを各クラスに配布し、巻心2個につきパズルの1ピースを交換、パズル完成でモリゾー・キッコロのシールをプレゼント、という大人顔負けの参加したくなるアイデアで“大作戦”を楽しく推進しました。また、授業後の時間を使って郵便局や学区内の工場へ回収に出向き、公民館では学区に配布される広報誌に紹介記事を掲載してもらうなど、熱意は保護者、地域全体に伝わり、最終的に7,475個の巻心を集めました。

最後は巻心をつぶす役、まとめる役、数える役と分担作業で効率よく梱包を実施。発想力とチームワークを最後まで存分に発揮し活動しました。
「世界の環境のため、力を合わせられて楽しかった」
「大変だった分の達成感が味わえた」
「チームワークが深まった。またやりたい!」
と、児童は次の“大作戦”を見据えています。

野々浜小学校の皆さん

小学校での出前授業

第10回の巻心ECOプロジェクトに参加いただいた小学校8校で、社員が講師を務める出前授業を実施しました。セロテープ®を題材に、リサイクル活動の重要性や環境問題について授業を行い、児童たちと一緒に緑の地球のために何ができるのかを考えました。

出前授業風景

子供たちの熱意に感動!~持続可能な社会を目指して~

ニチバン巻心ECOプロジェクトを通し、子供たちのエコに対する関心の高さ、発信力、そして何より、自分たちで考えたことを家族や地域を巻き込みながら実践する、という行動力に驚かされました!そして、社会全体の出来事を自分のことのように考え、実施しているという点は、私たち大人も見習うべきだと痛感しました。
子供たちの元気な姿を見て、持続可能な社会を創っていかなければ、という身の引き締まる思いです。将来の子供たちのために、ニチバン巻心ECOプロジェクトをはじめ、少しでもエコに貢献できるような行動を取っていこうと思います。

工業品営業統括部
西日本営業部
福岡工業品課
森 風樹

マングローブを取り巻く環境

世界の森林およびマングローブ破壊の現状

国連食糧農業機関(FAO)の調査では、1990年から2005年の間に、世界の森林面積の3.1%が消失したという結果が出ています。森林が減少すると遺伝子資源や木材資源がなくなるばかりでなく、CO2の吸収量も減ってしまいます。また、そこにすむ野生生物などの生態系への影響も心配されています。
20世紀半ば、フィリピン・ネグロス島には約13,000ha(西ネグロス州政府調べ)のマングローブ(海水と淡水が入り交じる沿岸に生育する植物群の総称)林が緑豊かに生い茂っていました。しかし、1960年代以降、薪・炭などの燃材や用材のための伐採、農地開墾、エビの養殖地への転用が大規模に進められ、マングローブの林が急速に破壊され、95%以上のマングローブを失ってしまいました。
マングローブの林は、ほかの植物よりCO2の吸収量が多く、人間に必要な酸素をたくさん作るといわれています。また、さまざまな動植物のすみかをつくるだけでなく、台風などの高潮被害から村を守ってくれる天然の防波堤にもなります。その豊かな生態系を壊してしまうことは、私たちにとっても地球にとっても、大変危険なのです。

現地の人々と協力してマングローブの再生を

2019年10月28~11月1日の間、フィリピンのシライ市に滞在しマングローブの植樹活動に参加しました。植林支援開始時に植えたマングローブが成長し、うっそうと茂るマングローブ林の一部を形成している姿は圧巻でした。またマングローブ林が防波堤の役割や海洋生物の住処となっているだけでなく、年2万人もの人々が訪れている観光スポットにもなっており、近くにカフェやレストランなどが増え、コミュニティの活性化にもつながっていることを知り、環境活動が地域に与える影響の大きさを実感しました。

管理本部 経理部 村上亜紗美

地球の未来へ思いをこめて。ニチバンの環境配慮製品

天然素材へのこだわりが詰まった「セロテープ®

テープを貼ったまま紙を再生できる「ecoのり」

ゴミの発生を抑える野菜結束テープ「たばねら

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