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なぜ?「マングローブ」を植樹するの?

乱伐されたマングローブ

商業伐採、農地やエビ養殖地への転用…95%以上のマングローブを失ってしまった

枯れたマングローブ
20世紀半ば、フィリピン・ネグロス島には約13,000ha(西ネグロス州政府調べ)のマングローブ林が緑豊かに生い茂っていました。しかし、1960年代以降、薪・炭などの燃材や用材のための伐採、農地開墾、エビの養殖地への転用が大規模に進められ、マングローブの林が急速に破壊されていきました。マングローブの林は、さまざまな動植物のすみかをつくります。また、台風などの高潮被害から村を守ってくれる天然の防波堤にもなります。その豊かな生態系を壊してしまうことは、私たちにとっても地球にとっても、大変危険なのです。

マングローブとは…

マングローブとは、熱帯・亜熱帯地方沿岸の、海水と淡水が混ざり合う河口などに生育する植物の総称。最大の特徴は、塩分を含む軟弱な泥地に育つことで、タコの足状に四方に根を伸ばすものや、タケノコのように地面から上に伸びる呼吸根を持つものなど、さまざまな種類があります。”海の森”と呼ばれるほど豊かな生態系を持つマングローブの林では、多種多様な動植物が食物連鎖を展開。地球温暖化を防止する観点でも、マングローブの林の再生が求められ、1990年代から各国で、植樹活動が行われています。
マングローブ