マングローブの植林
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マングローブの
植林活動について
フィリピン ネグロス島
2010年から「ニチバン巻心ECOプロジェクト」の一環として、フィリピンのネグロス島でマングローブの植林活動を継続しており、これまでに約36万本を植林しました。
現地の人々にとってマングローブは、魚やカニが集まる豊かな漁場となり、台風から人々を守る防波堤の役割も担うなど、暮らしに欠かせない存在です。二酸化炭素の吸収能力が高いため地球温暖化防止の観点からも有意義な取り組みとなっています。
実際の植林にあたっては、事前に採取した苗をプラスチックポットに入れてナーサリーで1か月間育てたのち、植林当日に土の重みがあるポットを泥の湿地へと運びます。作業ができるのは、潮が引いたわずか2時間という限られたタイミングのみです。
植林活動NEWS第16回マングローブ植林本数15,073本
2025年4月~2026年3月末 植林活動実施
2025年4月~2026年3月末 植林活動実施
成長のためにはメンテナンスも
必要不可欠
固い地盤と早い潮の流れに加え、熱帯に位置するフィリピンは台風が多いため、 植林したマングローブが手入れなしに育つことはありません。倒れた苗木の対処や漂着したゴミやフジツボを取り除くなどのメンテナンスも必要不可欠です。
幹に付着したフジツボ
なぜ?「マングローブ」を
植林するの?
商業伐採、農地やエビ養殖地への転用・・・
95%以上のマングローブを失ってしまった
20世紀半ば、フィリピン・ネグロス島には約13,000ha(西ネグロス州 政府調べ)のマングローブ林が緑豊かに生い茂っていました。しかし、1960年代以降、薪・炭などの燃材や用材のための伐採、農地開墾、エビの養殖地への転用が大規模に進められ、マングローブの林が急速に破壊されていきました。マングローブの林は、さまざまな動植物のすみかをつくります。また、台風などの高潮被害から村を守ってくれる天然の防波堤にもなります。その豊かな生態系を壊してしまうことは、私たちにとっても地球にとっても、大変危険なのです。
マングローブとは・・・
マングローブとは、熱帯・亜熱帯地方沿岸の、海水と淡水が混ざり合う河口などに生育する植物の総称。最大の特徴は、塩分を含む軟弱な泥地に育つことで、タコの足状に四方に根を伸ばすものや、タケノコのように地面から上に伸びる呼吸根を持つものなど、さまざまな種類があります。“海の森”と呼ばれるほど豊かな生態系を持つマングローブの林では、多種多様な動植物が食物連鎖を展開。地球温暖化を防止する観点でも、マングローブの林の再生が求められ、1990年代から各国で、植林活動が行われています。
