2017年5月30日
ニチバン株式会社(本社:東京都文京区、社長:堀田直人)は、各種使用済み粘着テープの<巻心>を回収し、資源として再利用する環境活動「第7回 ニチバン巻心ECOプロジェクト」を2016年9月1日から12月12日まで実施しました。
全国から722団体(学校・企業・病院など)と245人の個人の方々に参加いただいた結果、267,231個(重量換算5,033kg)の巻心を回収することができ、プロジェクト開始からの回収個数は累計240万個(2,401,304個)となりました。
回収した巻心は、段ボール用リサイクル資源として活用します。あわせて、リサイクルで生じる利益金と当社からの支援金を環境NGO『イカオ・アコ』に寄付し、同NGOが行うフィリピン・ネグロス島でのマングローブ植樹プロジェクトを支援します。(6haの土地に新たに 27,328本を植樹する予定です。)
「ニチバン巻心ECOプロジェクト」は今回で7回目となり、環境教育という面から、本プロジェクトを授業などに取り入れる学校もあります。「巻心ECOプロジェクト特設ウェブサイト」では小学校での取り組み(9校)を紹介しており、巻心を集めるための児童の自由なアイデアや、積極的に活動する様子をご覧いただけます。
また当社は、参加いただいた小学校9校で「出前授業」を実施しました。セロテープ®を題材に、リサイクル活動の重要性や環境問題などについてレクチャーし、緑の地球のために何ができるのか、児童たちと一緒に考えました。
なお、「第8回 ニチバン巻心ECOプロジェクト」は、2017年9月1日~12月27日で実施予定です。

「第7回 ニチバン巻心ECOプロジェクト」 結果概要
- 期間
- 2016年9月1日~12月12日
- 回収対象
- 完全に使い切った各種粘着テープの紙製の巻心(メーカー問わず)
- 回収総数
- 267,231個
- 団体参加数
- 722団体(学校、企業、病院など)
- 個人参加数
- 245人
- 寄付
- リサイクルによる利益金及び当社からの支援金を下記に寄付。
環境NGO『イカオ・アコ』 代表:後藤 順久
1997年設立。同年からフィリピンでマングローブの植樹事業を開始。継続的な植樹を行い、これまでネグロス島・ボホール島各地に約130万本の植樹を行う。この他、現地の教育支援活動、コミュニティ・トレードも行っている。
事務局:〒477-0031 愛知県東海市大田町川南新田229 日本福祉大学内
電 話:0562-39-3238/ホームページ http://ikawako.com - 植樹予定数
- 27,328本 (2017年5月~2018年3月)
- 植樹の様子
- 今年度1回目の植樹(1,060本)が、5月11日に西ネグロス州EBマガロナ郡で73名のボランティアの方々が参加して行われました。

- 特設ウェブサイト
http://www.nichiban.co.jp/project/makisin-eco/
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今回の結果と過去6回の実績、プロジェクト概要、参加団体の活動レポートなどがご覧になれます。
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- 「第8回ニチバン巻心ECOプロジェクト」実施について(予定)
- 巻心受付期間:2017年9月1日~12月27日
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詳細は、本年7月に上記特設ウェブサイトにて発表いたします。
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お問い合わせ先
- ニチバン株式会社 広報宣伝室
高橋、鈴木
Tel:03-6386-7190