セロテープ®工作を通じた社会貢献活動
「第1回 みんなのセロテープ®工作ワークショップ presented by ニチバン」
ハッピーテラス八柱駅前教室(千葉県松戸市)にて開催~2月16日、発達に課題を抱える児童15名がセロテープ®工作を楽しむ~

ニチバン株式会社(本社:東京都文京区、社長:堀田直人)は、社会貢献活動の一環として、発達に課題を抱える児童を対象にした「第1回 みんなのセロテープ®工作ワークショップ presented by ニチバン」を2月16日(土曜日)、NPO法人ハッピースマイルのハッピーテラス八柱駅前教室(千葉県松戸市)にて開催しました。
このワークショップは、セロテープ®工作を通して、発達に課題を抱える児童に芸術の楽しさや、作品づくりの面白さを知ってもらうことを目的としたもので、こうした児童たちへの支援事業を行うハッピーテラス八柱駅前教室のご協力のもと実施しました。

当日は、同法人の支援学級教室に通う児童15名(小学2年生~中学3年生)が参加し、セロテープ®を使用して動物や花などの立体物を作るセロテープ®工作に挑戦しました。
作り方の指導はセロテープ®工作監修者で、世界で唯一のセロテープアート®※1作家の瀬畑亮(せはたりょう)氏が務めました。
児童たちが作ったのは、パンダ、象、花、飛行機、自動車など。工作方法の動画鑑賞のあと、各自、自分の作りたいものを決め、瀬畑氏や教室のスタッフの指導を受けながら作品づくりを開始。
まず新聞紙を丸めて芯になる部分を作り、その上にセロテープ®をぐるぐる巻き付けて形に仕上げ、最後は色をつけて完成。
何もないところから形を作り出す作業は初めてという児童も多かったのですが、作業を始めるとすぐに集中して、2時間の工作時間があっという間に過ぎました。
児童たちからは、「巻き付けていくところが楽しかった」、「工夫して自分だけの工作ができたのがよかった」、「またやってみたい」といった声が聞かれ、楽しそうな表情が印象的でした。

工作中の様子

なお、当社は2018年4月1日から、一般社団法人「障がい者自立推進機構」が推進する障がい者アートの応援活動「パラリンアート®※2をサポートしており、本ワークショップもその一環となります。今回の開催を皮切りに、年4回程度の開催を計画しています。

児童たちの作品(一部)
児童たちの感想(一部)
  • 「巻き付けていくところが未体験で楽しかったです。またやりたいです。」(小学4年生)
  • 「パンダがうまくできたので、楽しかった。思ったより簡単にできた。」(小学2年生)
  • 「セロハンテープを使った工作が好きなので楽しかった。」(小学4年生)
  • 「いろんな工夫をして、どういうふうに作ろうと考えて自分だけの工作ができたのが楽しかった。」(小学5年生)
講師:瀬畑亮 氏の感想
時間が足りなくなる程に子どもたちが熱中して楽しんでくれて嬉しく思っています。
私からすると、みんな「独特な個性を持った子どもたち」にしか映りませんでした。「発達の遅れ」というのは、見方を変えると「人の持っていない素敵な輝く個性を持っている」という事で、周囲がそこを理解して一人ひとりの成長速度に合わせてあげれば、誰もが驚くような飛び抜けた才能の開花に繋がる可能性があると思います。
支援学級スタッフの感想
教室に通う児童たちの集中力がとても素晴らしかったです。興味を持って参加できていたことがとてもよかったです。形を想像して器用に手先を動かして作品を作る工程がとても良いトレーニングになりました。
セロテープ®工作を通してアートの楽しさ、難しさを学べたこと、そして一人ひとりの個性も沢山見ることができ、とても有意義な時間でした。

【 記 】

日時
2019年2月16日(土) 13:00~15:00(2時間)
場所
NPO法人ハッピースマイル (http://npohs.info/)
ハッピーテラス八柱駅前教室 電話 047-382-5911
千葉県松戸市日暮2-3-15グリーンプラザ八柱第一202号室
参加者
児童(受講者):15名(小学2年生~中学3年生)
講師     :瀬畑亮 氏
教室スタッフ :7名
パラリンアート®事務局:1名
  • ※1
    セロテープアート®について

セロテープアート®は瀬畑亮(せはたりょう)氏が考案したもので、セロテープ®だけを使用するアート作品です。芯となる材料を一切使わず、一からすべてセロテープ®を巻きつけて造形する独自の技法が特徴です。(※今回は子どもたちが作りやすいよう、芯に新聞紙を使用するセロテープ®工作を実施しました。)
ニチバンは、2004年に瀬畑氏とスポンサー契約を結び、材料の提供や展覧会の協賛などを通じて、瀬畑氏の活動をサポートしています。

瀬畑亮(せはたりょう)氏プロフィール
  • 1974年 東京都出身
  • 2000年 東京造形大学 造形学部 美術学科 美術専攻Ⅱ類 卒業

幼少期にセロハンテープ遊びを始めて以来ずっとセロハンテープ一筋で アート作品を作り続け、現在はテープメーカー大手のニチバン株式会社と専属作家契約を結ぶ、世界で唯一のセロテープアート®作家。

  • ベンチャーアート・プランニング 代表/アーティスト
  • パラリンアート®×ニチバン アンバサダー
  • ※2
    一般社団法人 障がい者自立推進機構「パラリンアート®」について

“障がい者がアートで夢を叶える世界を作る”を理念に、障がい者が生み出すアートを活かして、障がい者の社会参加と経済的自立を推進します。
障がい者アーティストとひとつのチームになり、社会保障費に依存せず、民間企業・個人の継続的な協力で支援を行います。

代表者
代表理事 中井亮
事業内容
障がい者職域開発促進事業
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ニチバン株式会社 広報宣伝室
石田、鈴木
Tel:03-6386-7190

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Tel:0120-377218

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