2021年11月22日
ニチバン株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:高津敏明)は、ニチバングループおよび関連会社において、セロテープ®およびセロハン基材の粘着テープの製造に使用する全電力量と、本社、全国7つの営業オフィスにて使用する全電力量に相当するグリーン電力証書の購入に関する契約を日本自然エネルギー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:加藤圭輝)と締結しましたのでお知らせいたします。
お客様とともにエコサークルでカーボンニュートラル※1な社会へ
植物由来の「セロテープ®」ニチバンは70年以上も前からお客さまの健康と安心な暮らしを想い、
環境にやさしい循環型エコロジー製品を作りつづけてきました。

- ※
上記画像をご利用の際は、※以下の注釈※1~4および■2021年11月現在の契約料量と共に掲載願います。
- ※1
CO2 をはじめとする温室効果ガスの排出量から、森林などによる吸収量を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることです。
- ※2
セロハンの原料は管理された森林から採取された木材チップを使用、粘着剤は天然ゴムと松脂などの天然素材が主成分で、巻心は再生紙を使用しています。セロテープ®は社団法人日本有機資源協会による「バイオマスマーク」の認定商品です。
- ※3
ニチバンは2010年より粘着テープの巻心を回収し、古紙再生業者に買い取ってもらった費用+ニチバンからの支援金を利用して、特定非営利活動法人イカオ・アコの協力のもと、フィリピンにてマングローブの植林を行っています(回収する巻心にはセロテープ® 以外も含まれます)。2021年度現在、増加したマングローブによるCO2吸収量は推定で532~ 937[t-CO2/年] となっており、ニチバングループ(国内事業所)のCO2排出量の2.4~4.3% に相当します。
- ※4
2021年11月より、ニチバングループ及び関連会社でのセロテープ® 及びセロハン基材の粘着テープの生産に使用する電力を100% グリーン電力化することを目的として、日本自然エネルギー株式会社より製造電力量分のグリーン電力証書を購入しています。
■2021年11月現在の契約量
2021年度契約量 3,700[千kWh] 年間CO2削減量約1,400[t-CO2]
なお、グリーン電力証書購入量及び、CO2削減量の見込みは以下の通りです。
2022年度契約量(見込み)8,300[千kWh] 年間CO2 削減量約3,100[t-CO2]
2023年度契約量(見込み)6,600[千kWh] 年間CO2 削減量約2,500[t-CO2]
- 電力量及びCO2削減量は自社基準にて算出しました。
- 購入しているグリーン電力証書はバイオマス発電由来となります。
- 2021年11月15日現在の内容です。
ニチバングループの事業と社会・環境課題を明確に関連づけ、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献することを目指した「サステナビリティ重要テーマ」を、2019年度に策定しました。その重要テーマのひとつとして、「セロテープ®が天然素材由来の製品であることによる環境課題への貢献」を掲げており、発売から70年、変わらず天然素材を主原料としてきた「セロテープ®」を、循環型のエコロジー製品と位置づけています。
風力、バイオマス等の自然エネルギーは発電時にCO2(二酸化炭素)を排出しないと考えられているため、これを活用することで環境負荷軽減に貢献することができます。
今回のグリーン電力の活用により、セロテープ®が持つ従来からの「天然素材由来の原料」に「天然由来のエネルギーによる製造」という新たな価値をプラスすることで、ニチバングループで製造するすべてのセロテープ®および、セロハン基材の粘着テープの製造工程の環境負荷低減を実現し、サステナブルな社会づくりに貢献してまいります。

日本自然エネルギー(株)がグリーン電力の利用を証するマークです。
年度 | 契約量※1 [千kWh] |
CO2削減量見込み※1 [t-CO2/年] |
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2021年度※2 | 3,700 | 1,400 |
- ※1
契約量及びCO2削減量は自社基準にて算出しております。
契約したグリーン電力証書はバイオマス発電由来となります。 - ※2
2021年11月1日~2022年3月31日までの契約量です。
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®は登録商標です。
お問い合わせ先
- 報道関係者からのお問い合わせ窓口
ニチバン株式会社 経営企画室 広報宣伝部
坂上、中俣
Tel:03-6386-7190