




概要
高透湿性フィルムドレッシング「カテリープラス™」のエコーガイド下穿刺用ドレッシングです。
キャリアフィルムの上からでも高いエコー透過性があり、エコーでの血管確認、穿刺、固定までの作業を一連の流れで行うことができます。
- 医療機器届出番号
- 13B2X00218222201
- JMDNコード
- 70444000
EOG滅菌済
特長
高いエコー透過性
- ウレタンジェル粘着剤が皮膚にしっかりなじむため、キャリアフィルムの上からでも高いエコー透過性があります。


- ※
1、2
前腕部皮膚表面をインクで黒く着色し、テープを前腕部皮膚に貼付。
貼付直後に、テープの上からマイクロスコープ(倍率100倍)で観察した画像です。
キャリアフィルムが付いたカテリープラス™エコーの上から血管を確認した画像です。
キャリアフィルムの上からでも穿刺可能なエコー透過性が得られます。(赤く囲っている部分が血管です)

高い透湿性と低刺激性で皮膚にやさしい
- ウレタンジェル粘着剤は汗を逃がしやすいため、ムレにくいです。
- 高透湿性により皮膚の浸軟を防ぎ、はがす時の皮膚ダメージを軽減します。



穿刺部の清潔保持
- キャリアフィルムの上からエコーを操作するため、エコープローブとエコーゼリーが穿刺部に触れません。

エコーゼリーを簡単除去
- 使用したエコーゼリーは、キャリアフィルムをはがすときに、一緒に除去されるため、ふき取る手間がありません。

カテーテル固定用テープも同封されているため、
1パックで穿刺位置の確認から穿刺、固定までを一連の流れで行えます


ケースレポート
愛知県名古屋市東区に位置する名古屋ハートセンターは、「世界最高水準の心臓病治療・患者様本位の優しい医療」の理念のもと、循環器専門病院として循環器に特化した先進的な医療を提供する施設です。診療科は循環器内科、心臓血管外科、内科、麻酔科、放射線科、リハビリテーション科からなり、循環器治療の最先端医療が導入されています。今回、同センター 心臓血管外科 小中野さんから、院内でのエコーガイド下血管穿刺手技の教育に関する取り組みと、カテリープラス™エコーを使用したエコーガイド下血管穿刺のご経験について伺いました。
医療法人名古屋澄心会 名古屋ハートセンター 心臓血管外科 手術室兼カテーテル室 主任
看護師特定行為研修 指導責任者 診療看護師 小中野 和也 さん

使用方法
【末梢静脈カテーテル】カテリープラス™エコーCPSE0810の使い方
【末梢動脈カテーテル】カテリープラス™エコーCPSE0608の使用方法
用途
- カテーテル穿刺部位の固定
使用上の注意
再使用禁止
-
1.重要な基本的注意
- 貼付前に刺入部位の周囲を清潔にし、乾いた状態にしてください。
- 本品の使用中に、貼付部位に感染又は皮膚障害(発疹・発赤、水疱、皮膚はく離、かゆみ等)と思われる症状が現れた場合は、直ちに使用を中止し、適切な治療を行ってください。
- 皮膚障害やはがれの原因となるため、本品を引っ張って伸ばした状態で貼付しないでください。
- 一度はがれたキャリアフィルムを再度貼り合わせると、気泡が入りエコー透過性が損なわれるので、新しいものを使用してください。
- 観察部にシワ・気泡が入った状態では、エコー透過性が損なわれるため、貼付する際に、テープ部分を手でよく圧着し、シワ・気泡が入らないようにしてください。
- 十分な固定力を確保するため、カテーテル固定用テープを使用してください。
- 本品の除去の際には、カテーテル等を抜去しないように、カテーテルや皮膚を押さえながら注意してはがしてください。
- 皮膚障害が疑われる部位には、使用しないでください。
-
2.その他の注意
- 開封後は、直ちに使用してください。
- 使用後に本品をはがす時は、皮膚を傷めないよう体毛の流れに沿ってゆっくりはがしてください。
保管上の注意
- 水濡れに注意し、高温、多湿、直射日光のあたる場所を避けて、室温保存してください。
規格
品番 | サイズ | 1箱 | ||
---|---|---|---|---|
テープ部 | 付属テープ | カテーテル固定用テープ | ||
CPSE0608 | 60mm×75mm | 50mm×40mm | 10mm×50mm×1枚 15mm×80mm×2枚 |
50枚 |
CPSE0810 | 80mm×100mm | 60mm×55mm | 15mm×80mm×3枚 | 50枚 |