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STAFF
INTERVIEW

先端応用研究所 2016年入社 医学薬学教育部 薬科学専攻
粘着の技術をベースに新たな価値を生み出す
「基礎研究」及び「応用研究」に取組んでいます。

MY STORY

視野を広く持ち可能性を追求していく

THEME01

私は幼い頃から漠然と薬に関わる職に就きたいと考えておりました。大学院では痒みのメカニズムに関する研究を行い、皮膚に対してより関心を持つようになりました。皮膚に貼付するテープは肌に合わないものを選択してしまうと、蒸れたり痒くなったり、皮膚の荒れがつきものでした。そんな時、ケアリーヴTMに出会いその高機能さに感動しました。指の曲げ伸ばしにもしっかり追従し、なおかつ蒸れずに皮膚が荒れることもありませんでした。この素晴らしい製品をもっと世に広めたい、皮膚に優しい製品を自分の手でも作ってみたいと思うようになり、ニチバンを志望致しました。

THEME02

大学時代、カフェでのアルバイトに励んでいました。始めた理由はそこの居心地のいい雰囲気が好きだったから。そこでは接客に関する決まったマニュアルはなく、お客様に居心地がいいと思ってもらえる雰囲気作りや接客を自ら考えて行っていました。常にお客様目線で最善策を考えていくということは、メーカーで働く今も通ずるところだと思います。今は直接お客様の表情を見ることが出来ないのでお客様の使用シーンを想定してあらゆる検討を行っています。
 

THEME03

経皮吸収型製剤の開発・設計に携わっております。皮膚を透過した薬物量が目標に達しているか、どうすればより効率よく皮膚を透過させることができるかなど、薬物の量や添加物の種類や量から細かく検討していきます。また、皮膚へ貼付しやすく剥がれにくい素材の選定、さらには安全性や薬物含量の安定性など様々な検証を行います。望む結果が出ないことが多いですが、その結果の中には次へのヒントが隠されているため、しっかり考察し、チーム内で議論しながら試行錯誤を繰り返しています。一日でも早く患者さんの元に届き、患者さんの笑顔を夢見ながら日々業務に励んでいます。

THEME04

経皮吸収型製剤の設計においては、工場や製品設計部では感じたことのないような壁が多数存在しているように感じました。だからこそ、少しでも希望の光となるような結果が得られると前向きな気持ちになります。また、設計の主担当となった場合、チームや上司からアドバイス等は頂きますが基本的には自ら考え実験を行うので、その分達成感ややりがいを感じることが出来ます。工場や製品設計部で仕事をしていたときは、自分が担当していた製品をお客様が手に取って頂いたのを見て、嬉しく感じると同時により良いものを届けようという気持ちになりました。
 

THEME05

入社1~2年目に担当した製品の上市への過程全てが挑戦でした。入社して半年、それまで担当していなかった製品の工程設計を任ぜられました。既存の設備で新しいものを作る。さらに私には十分な知識がなく、すべてが手探りでした。期限も迫られ、生産体制が整わない状態での生産となり、泣きそうになりながら先輩方に指示を出していたことが今でも鮮明に思い出されます。社内外問わずたくさんの方に助けて頂き、なんとか上市までこぎつけることができました。それ以来、「端的に、的確に、分かりやすく伝える」ということを心掛けています。

THEME06

治療方法として経皮吸収型製剤の選択肢の幅が広がること。さらには自分が開発に携わった製品が世界中の人々の健康の支えになっていること。経皮吸収型製剤が治療の第一選択となるような疾患が増えることで患者様のQOL向上にも繋がると考えています。そのために、まずは医薬品設計の経験を重ね、視野を広く持ちあらゆる可能性を検討していけるようになりたいと考えています。
 

THEME07

就活はいろんな企業を自分の目で見て感じることができる唯一の機会だと思います。自分がいきいきと活躍している姿を想像できる企業に出会えることを祈っています。短くもあり長くもあるこの期間は体力勝負でもあります。無理はせずベストを尽くせる状態で臨んでください!最後に、メーカーに就職を志望する皆様へ。知的好奇心を広く持つといいと思います。ふとしたことがきっかけとなって新しい発想が生まれたりします。みなさんの革新的な発想で新たな世界を作り上げていきましょう!

OFF TIME

入社後に普通自動二輪免許を取得し、現在は山や海などいろいろなところへツーリングに行っています。その場の空気を肌で感じたり、季節によって異なる花の香りを感じたり、バイクを通して人との繋がりが生まれたり、これがバイクの醍醐味だと思います!コロナ前には、まとまったお休みに海外旅行に行くこともあり、日本では味わえない刺激を感じています!