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STAFF
INTERVIEW

メディカル安城工場
生産技術開発課
2019年入社 薬学部 薬学科
生産技術開発課は生産するプロセスに関わる技術を
管理・改善・開発します

MY STORY

製造視点での「良い製品」とは何かを学びたい

THEME01

私は、文具・工業品から医療材・医薬品までの幅広い事業内容に惹かれました。小さい頃から図工の授業などで「何かをつくる」作業がとても好きでしたが、大学で薬学や化学を勉強し、それを生かしたモノづくりに携わりたいと考えるようになりました。医薬品の設計・開発においては、その「効能・効果」に注目されますが、粘着の技術を中心に発展しているニチバンでは、「効能・効果」にプラスして「貼り心地」や「使いやすさ」など独自の価値をつくる仕事ができるのではと思い、ニチバンへの入社を決めました。

THEME02

学業はもちろんですが、部活、バイトに趣味の旅行など、とにかく自分の興味のあることをたくさん詰め込んだ6年間でした。薬学部に通っていたので、病院と薬局での実務実習を経験させていただきましたが、そこで患者さんと接した経験は「医薬品の持つ付加価値」について考えるきっかけとなりました。また、ニチバンでつくられているサージカルテープやドレッシング材などの製品が、医療現場で実際に使われているところを見られたことは、貴重な経験だったとニチバンで働いている今感じます。
 

THEME03

現在は、生産技術開発課という部署に所属しています。工場では、常に安定した品質の製品を製造することが求められますが、実際には原材料の供給停止や機械の故障、人の異動など環境変化のリスクが潜んでいます。そんな中でも、変わらぬ品質を提供するため、原材料の品質や製造設備の機能を評価して頑健性の高いものを選択したり、万が一トラブルが発生してしまったときにその原因を究明して解決したりする仕事を行っています。各業務で広い視野での判断が求められますが、その分様々な部署の方々との関りがあり、勉強の日々です。

THEME04

自分自身の頑張りの結果が、工場が抱えてきた問題を解決できたり、コストダウンなどの数字に表れたりしたときにやりがいを感じられます。生産技術開発課は、工場の中でも自由度の高い部署です。例えば、廃番予定の原材料変更のための検証を行うときにも、製造手順を少し変えても品質に差がないことが併せて確認できれば、製造現場の作業性の向上につなげられます。自由度の高い部署だからこそできることで、工場に還元できたと感じられたときは、頑張ってよかったと思えます。
 

THEME05

入社以前は機械とは縁遠かったため、配属当初は製造設備の仕組みが分からず苦労しました。生産技術開発課では、ラボスケールでの評価から工場設備で製造できるようにするまでが仕事であるため、製造設備についての知識は必須です。そのため、新しいテーマに取り組む度に使用する設備について学び、各設備に合わせた検討を行う必要があり、挑戦の繰り返しでした。ですが、課内には様々な経歴のメンバーがいて、それぞれの得意分野について意見を聞くことができるので、悩んだ時こそチームワークが発揮されると感じています。

THEME06

「良い製品」とは何かを考えたとき、製品を使うお客様に喜んでいただくものをつくることはもちろんですが、製造工程や販売過程など製品に関わるすべての人に満足していただくものにすることが大切であると、工場で働くなか感じています。そのために今は、製造視点での「良い製品」とは何か学べるよう、各業務からたくさんの経験を積んでいきたいです。そして将来的には、たくさんの人に愛される製品がつくれる様に、新製品の設計・開発に携わることができたらと思っています。
 

THEME07

学生時代の勉強・部活・遊びなどの経験は、形を変えながらもすべてが現在の自分の仕事の仕方・考え方につながっていると感じています。学生の皆様は、限られた学生生活を全力で謳歌してください。また、就活中はたくさんの情報に押し潰されそうになるかもしれませんが、たくさんの業界・職種を客観的に比べることのできるチャンスでもあると思います。提示された情報だけでなく、自分自身の感覚も大切にすることで、自分のやりたいことは何なのかじっくり探してみてください。

OFF TIME

学生時代からオーケストラ部に所属していたこともあり、週末は所属しているオーケストラ団体の練習によく参加しています。また、甘いものが好きなので、美味しそうなものを探して、カフェ巡りをしたりもしています。