脱炭素社会の実現に向けて

脱炭素社会の実現に向けて

気候変動問題は、すべての人々にとって避けられない喫緊の課題となっています。すでに世界的にも平均気温の上昇、大雨・台風等による被害、農作物や生態系への影響が観測され、今後の継続的な温室効果ガスの排出により、自然と人間社会に対して更に深刻な影響が高まると言われています。
当グループでは、事業活動を通じた気候変動・温暖化対策、環境・社会課題の解決に向けた製品開発、環境負荷の低減をマテリアリティ(重要課題)に位置づけ、気候変動対応と脱炭素社会への貢献に向けた取り組みを推進してまいります。

二酸化炭素排出量の削減

2022年6月29日に開示されたコーポレート・ガバナンス報告書にて、当社が目標をもって取り組むべき重要な環境・社会課題の一つとして、Scope1・2 CO2排出削減目標を2013年度比で2030年に40%削減、2050年に100% 削減と公表しました。そこで、2022年度より研究・生産と一体となり、環境対応製造方式による新製品開発の取り組みをスタートしました。以前からの取り組みである省エネや歩留まり向上に加え、環境負荷が低い新製品開発に取り組み、目標達成を目指していきます。

  • Scope1とScope2は、2030年度に40%削減(2013年度対比)、2050年度に100%削減(2013年度対比)する。
  • 削減目標達成に向けて、再エネ化率向上と生産の効率化に取り組む。

再生可能エネルギーの取り組み

エネルギー削減によるCO2排出量削減に向け、ニチバンメディカルでは2020年10月と2022年9月に工場の屋上に太陽光パネル設置を完了しました。これにより、2022年度の発電量は494千kWhとなりました。

NBM太陽光発電 2022年度実績 494[千kWh]

グリーン電力

当グループおよび関連会社でのセロテープ® およびセロハン基材の粘着テープの生産に使用する電力と、本社および全国7つの営業所で使用する電力、ニチバンメディカルで生産しているケアリーヴ の製造で使用する電力の100%をグリーン電力化することを目的として、日本自然エネルギー株式会社より使用電力分のグリーン電力証書を購入しています。

2021年度契約量 9,250[千kWh]
2022年度契約量 11,100[千kWh]
2023年度契約量(見込み) 11,500[千kWh]

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